昨夜の米国株は小幅下落し、今日はA株は一休みしそうです。

昨日の相場は悪くなかったものの、上海総合指数は上昇してギャップを埋めましたが、勢いは明らかに足りず、引けにかけてやや軟調となりました。資金は依然として福建セクターに集中していますが、すでに分化が始まっています——これは賢い資金が撤退していることを示しています。私の判断では、福建のこの投機ブームはほぼ終わりに近づいており、今後は尻尾の相場で、うまみは少なく追いかける必要はありません。

香港株は昨日、ハンセン指数が319ポイント下落し、内地銀行株がかなり下げました。今日はA株も多少影響を受けそうです。加えて、上海総合指数のギャップ埋めという任務も終わったので、今日は高確率で揉み合いとなるでしょう。3900ポイントは守れると思いますが、指数に大きな上昇は期待せず、個別銘柄のチャンスを狙うのが現実的です。ポジションを軽くして様子を見るのが良いでしょう。

現在、市場全体がFRBの利下げ継続に賭けていますが、個人的には有色金属が今後面白くなるかもしれないと考えており、注目してみても良いと思います。