#美联储重启降息步伐 仮想通貨歴8年、私は高値追いでのロスカットや安値アルトでの塩漬け、さらには100倍レバレッジを握ってK線とにらめっこしながら狂ったように取引してきました。ずっと自分はこのゲームのすべてを理解したつもりでいました。2ヶ月前までは「30%儲かったらすぐ撤退」する人を保守的すぎると笑っていましたが、実は自分こそが自分をごまかしているカエルだったのです。

相場が動き出すたびに全力で突っ込み、徹夜で板を見るのが当たり前、「これぞ本物の底値拾いだ」と仲間に自慢していました。あの深夜、何の前触れもなく針のような下落が襲い、「ポジションゼロ」の4文字が画面に表示された瞬間、スマホを落としそうになりました。空っぽの口座を前に30分も呆然とした末、ようやく気づきました——この数年の「経験」は経験ではなく、ただの運頼みでしかなく、暴利の夢はチョコレートで包まれた手榴弾だったのだと。

長い反省の末、ようやくたどり着いた答え——この市場で「生き残る」ことは、一夜で大金持ちになることの100倍も大切だと。

私は残った1000Uを手に、自分に3つの絶対守るべきルールを課しました。正直、最初は絶対に取り返せないと思っていました。ところが60日後、口座を開くと数字は10280Uで止まっていました。その後この手法を友人にシェアしたところ、「一番難しいのは何か」と聞かれ、私は「自分の欲と戦い、逃げ道を残さないこと」と答えました。

**第一歩、ポジションを細分化する：**
1000Uを20分割し、1回あたりの最大損失を50Uに固定します。これは何を意味するか？仮に20回連続でロスカットされても、口座はまだ残ります。以前はチャンスと思えば全力投球でしたが、今はどんな最高のチャンスでも「一口だけ」しか入れません。手足を縛られる感覚ですが、冷静に考えれば、生き残ったトレーダーだけが次のチャンスを掴めるのです。

**第二歩、利確は美徳：**
BTC、ETH、SOLは含み益が30%になったら即利確、一秒も待ちません。最初は「これじゃ小心者だ」と思いましたが、試算してみると：10日目で含み益50%、30日目で2.4倍、60日でちょうど10倍。これは「複利の魔法」であり、運ではありません。数字は絶対に嘘をつきません。自分を騙すのは「もう少し欲張ろう」という心だけです。

**第三歩、損切りは自動化：**
損切りは10%で機械的に実行、どんなリバウンド幻想も持たせません。1日3回までしか取引せず、それ以上は強制的にアプリを閉じて寝ます。その月に利益が出たら、すぐ50%をコールドウォレットに移して先に「上陸」させ、心に余裕を持たせます。

銘柄選びはBTC、ETHなどのメジャーだけ。毎朝と欧米時間に1時間ずつ相場を張り、重要な価格を突破したら入るだけ。絶対にトレンド追いも噂も信じません。手数料が高いと文句を言う人もいますが、私はもう何度も痛い目にあっています。一食分の手数料で安定した複利成長が手に入るなら、どんな計算をしても割に合います。

結局、一番の収穫はこの10280Uではなく、「ゆっくりこそ最速、少なくこそ最大」という真理にようやく気づけたことです。「一夜で10倍の大富豪」などの幻想は捨て、ルールを淡々と守る方が結局は利益を握りしめられる。このマーケットは一夜で大金持ちになる話には事欠きませんが、10年後も生き残っているトレーダーは本当に少ないのです。