5万Uが無事に出金・着金され、これからお祝いしようと思った矢先に、銀行からのSMS——カードが凍結された。まだ状況を把握しきれないうちに、派出所から電話がかかってきて、「調査への協力」を求められた。こういうことは、仮想通貨をやっている仲間なら多少は聞いたことがあるし、自分で体験した人もいるだろう。慌てずに、ルールを理解し対応策を知っておくことが重要で、できれば事前に予防策を講じておくのがベストだ。

取調室に入ったら何を話す？3つの核心ポイントを覚えておこう

捜査官が質問する際、口調が厳しく、時には誘導的な質問をしてくることもある。この時は、発言する前に必ず一度頭の中で考えてから答えること。

**取引の合法性を疑われた場合**
警官はこう言うかもしれない：「仮想通貨の取引は法律で保護されていないのに、まだやっているのは問題じゃないの？」
ここで「違法」のレッテルを素直に認めてはいけない。一度認めると、その後は受け身になってしまう。こう返答しよう：「警官、個人間の仮想通貨取引が法律で保護されていないことは承知しています。そのリスクは自己責任です。しかし『保護されない』ことと『違法・犯罪』はまったく別の話です。私は自分のデジタル資産を処理しただけで、違法経営やマネーロンダリング、金融秩序の破壊などには一切関与していません。」

ポイントは？中央銀行の発表などを引用し、仮想通貨は「バーチャル商品」であると強調し、「個人資産の処分権」から一歩も譲らないこと。

**「全額返金」を求められた場合**
警官はこう圧力をかけてくるかもしれない：「あなたが受け取ったお金は詐欺の犯罪収益なので、全額返還しなければカードの凍結は解除できない。」
ここで絶対に慌ててはいけない。一度返金を約束すると、後で取り戻すのは非常に困難になる。「調査に協力する必要性は理解していますが、私は正当な取引を通じてこの資金を得ており、『善意取得』です。もし資金に問題があるなら、司法機関が法律に基づいて処理すべきであり、私に無条件で返金を求めるのは正しくありません。」

覚えておくこと：法律は証拠と手続きがすべて。「返金しないと凍結解除しない」といった発言に怯えてはいけない。