2017年に5000Uを持って参入し、今でもアカウントが生きている――こんな話、他人にしても誰も信じないかもしれない。周りには契約取引で家を担保にしたり、貯金がゼロになった仲間が山ほどいるが、俺はずっと安定してきて、最大ドローダウンも8%を超えたことがない。

俺が何かインサイダー情報を持っているわけでもないし、怪しいエアドロップ案件を漁ったこともない。K線のオカルトも一切触らない。市場を機械のように捉え、自分でルールを作り、規律で動かすだけだ。ここ数年で編み出した3つの技を、今日は包み隠さず話そう。

**一つ目：利益をロックして、まずは利益を確定する**

毎回エントリーするたびに、必ず利食いと損切りをセットする。これは絶対条件。アカウントの利益が元本の10%に達したら、迷わず半分をコールドウォレットに引き出す。残りは？それは丸ごと利益だから、そのまま運用を続ける。上がれば複利で増やし、下がっても含み益が減るだけで元本は守られる。

このやり方で7年間、合計37回引き出した。ある週には18万Uも引き出し、取引所のカスタマーサポートがビデオ通話までかけてきて、不正行為がないか確認してきた。俺は「何もしてない、ただ規則通りに引き出してるだけ」と答えた。

**二つ目：ポジションのずらし建て、他人が爆発してる時に稼ぐ**

俺は同時に3つの時間軸を見る。日足で大きなトレンドを見て、4時間足でレンジを把握、15分足で正確なエントリータイミングを探す。

同じコインで2つのポジションを持つ。Aポジションは重要なポイントを突破したらロングで追い、損切りは日足の直近安値に。Bポジションは4時間足の買われ過ぎゾーンに指値でショートを仕込む。どちらの損切りも元本の1.5%以内、でも利食いは最低でもリスクリワード5倍に設定。

市場の8割はレンジだから、他人が高値掴みやパニック売りでやられてる時も、俺は両サイドで利益を拾う。昨年のLUNA暴落、24時間で90%下落し、無数の人が底を狙って全滅した。俺はロングもショートも同時に利食いが刺さり、その日はアカウントが42%も増えた。

**三つ目：損切りは入場チケット、小さな損で大きく勝つ**

俺にとって損切りは敗北ではなく、入場券みたいなもの。1.5%という小さなリスクで、トレンドに乗るチャンスを買う。相場が良ければ利食いをトレーリングして利益を伸ばし、悪ければすぐに撤退して迷わない。

長期で統計を取ると、勝率は38%しかないが、リスクリワードは4.8:1。期待値はプラス1.9%――1ドルリスクを取るごとに1.9ドル稼げる計算だ。年に2回トレンドを掴めれば、金融商品よりはるかに高いリターンになる。

**最後に3つの鉄則**

資金は10分割し、1回の取引で最大1単位まで。保有は絶対に3単位を超えない。2回連続で負けたら即座にPCを閉じて、ジムに行くか他のことをする。「リベンジトレード」は絶対にしない。アカウントが倍になったら、必ず20%を米国債や金に換えて引き出す。こうしておけば、どんなベア相場でも安心して眠れる。