中東の資金が、暗号資産の世界地図を再構築しつつある。

ブルームバーグの本日トップニュースによれば、アブダビが160億ドルを投入し、金融中心地を大規模に拡張する計画だ。オフィスビル、高級住宅、商業スペース——すべて建設リストに入っている。

なぜこんなに急ぐのか？それはスペースが足りなくなっているからだ。

KKRのようなプライベート・エクイティ大手、Man Groupのようなヘッジファンドの巨人が、ここ数週間で次々とアブダビにオフィスを開設すると発表している。世界中の金融機関がここに殺到し、その勢いは目を見張るものがある。

そして、暗号業界の動きはそれ以上に激しい。

今年初め、アブダビのナショナルチームMGXから実際の資金を獲得した某大手取引所は、最近、現地の金融規制当局から3つの独占ライセンス——取引所運営、資産カストディ・決済、法定通貨OTCサービス——を一挙に取得した。

この取引所はすでに公式発表しており、グローバル運営センターを正式にアブダビへ移転する。

さらに興味深いのは、アブダビ投資委員会が今年第3四半期にビットコインETFへの投資を急拡大し、保有規模が3倍以上になったことだ。

現在アブダビが手にしているものは？大量のBTC現物、主要暗号取引所の株式、そして多数の常駐クリプト業界関係者。

中東は暗号資産をただ見守っているのではない——彼らはすでに本格的にディーラー役を担っているのだ。