ステーブルコイン大手のTetherが今回はロボット分野に目を付けた。

最新の情報によると、イタリアのAIスタートアップGenerative Bionicsが7,000万ユーロ（約8,160万米ドル）の資金調達を完了し、Tetherが主要な投資家として参加した。この資金調達ラウンドはCDP Venture Capital傘下のAIファンドが主導し、AMD Ventures、Duferco、Eni Next、RoboITなどの機関も参加している。

Generative Bionicsとは何者か？この企業はイタリア技術研究院から生まれ、産業用ヒューマノイドロボット技術を主力としている。資金を得たことで、Physical AIシステムの開発推進、エッジAIソリューションの開発、そして初の生産施設建設を計画している。

Tetherがステーブルコイン事業からAIハードウェア製造へと手を広げるのは、かなり大胆な一手だ。