米国証券保管大手DTCCの子会社DTCがSECから3年間の「免責証明書」を取得——信頼できる資産のオンチェーン・トークン化を受け入れられるようになった。

今回認可された資産範囲はかなり広い：Russell 1000指数の構成銘柄、主要な指数ETF、さらには米国債も含まれている。規制当局は明確に線を引き、承認されたL1およびL2ネットワーク上でのみ運用可能とした。

スケジュールも決まっており、2026年後半から段階的に導入される予定だ。要するに、従来の金融インフラが正式にブロックチェーンの試験運用を許可され、しかも実際の株式や国債を使って試すことになる。

この事のシグナル的な意味は具体的な事業以上に重要で——規制当局が托管機関にトークン化のゴーサインを出し始めたことで、市場の「オンチェーン資産」への認識が再調整される可能性がある。