市場が横ばいのときは一番つらい。高値追いの損失に巻き込まれ、様子見の人は取り逃がすのを恐れる。

最近私はずっとBTCのオンチェーンデータに注目していて、いくつか面白いシグナルを見つけた。

まずはニュース面から。アメリカ側のBTC現物ETFの承認は既に最終段階に入っている。SECが最近10日間に公開した書類によると、機関から提出された修正案はほぼ規制要件を満たしている。現在の進捗状況からすると、今年の12月末か来年1月初旬には正式に承認される可能性が高い。この実現となれば、百億ドル規模の新規資金流入は冗談ではない。

次にオンチェーンの動きに目を向ける。Glassnodeのデータはかなり説得力がある：過去1週間で、1000枚以上のBTCを保有する大口アドレスは合計2.3万枚を増やした。これは先週より12%増加だ。同時に、各取引所のBTC在庫は引き続き流出しており、現在は58.6万枚だけだ。これは2020年11月以来の最低水準。ホルダーから機関へと資金が明らかに移動しており、売り圧力は確実に緩和されている。

さらに永続契約の資金料率を見てみると、0.01%-0.02%の範囲で安定している。多空双方ともに極端な感情はなく、市場は比較的健全だ。

現状、BTCが41000〜43000ドルの範囲に調整されれば、私は良い仕込みのチャンスだと思う。ただし、これは個人的な見解に過ぎないので参考程度に。